家は大きなお金を投じて造るのに、多くの場合、ビルダーの知名度や表面上の価格で決定され、真に家族の生活する住まいになっているのだろうか?
家造りは一生に一度の大事業、住まい手にとっては大切な資産であり家族の生活する場なのです。全く同じ条件の土地というものは皆無でありまた、そこに住まわれる家族のライフスタイルも皆違うものなのです。家に合せた生活ではなく、生活に合った家であるべきではないでしょうか。家財・財産を守る家ですから、勿論安心できる頑丈な家でなくてはなりません。
また、早く我が家に帰りたいと思うような、人間にやさしい心地よい住空間を造るべきであるとも考えます。その為には、基礎・構造・気密・断熱・通気等を良く考えて住宅を造らなければ、安心できる心地よい住空間は造れません。そのひとつひとつが重要なことなのです。失敗しない家造りをする為に、この『はじまりの家』で学んで欲しいのです。ただ見学するだけでなく、一泊宿泊して眼で見・肌で感じてご自身のこれからの家造りの参考にしていただきたいのです。きっと新しい発見と出会えると思います。
考えを押し付けるつもりはまったくありません。人によって色々な考え方もありますし、価値観も異なってあたりまえなのです。これから住まわれる新しい家の年月を考えれば、プランを練ったり・工法を吟味したり・業者を選定する時間が少々かかっても、それは必要な時間なのです。
ヨーロッパの都市の街並みは歴史を感じさせられます。日本の住宅も、手を加えながら孫子の代まで住んでもらえるような家造りが必要なのです。それが住宅を手がけるものの義務ではないでしょうか。我々住宅の供給側がそのことをしっかりと自覚しながら社会に還元しなくてはいけないと考えております。
このはじまりの家が皆様の夢創りの一助になれば幸いです。
株式会社池芳工務店 代表取締役 池田和好 |